Lotus1-2-365 blog

遅れてきたNotesエンジニアがクラウド活用について思いを巡らすブログ

Mail Onboarding Managerを使ったNotesメールのクラウド移行 2.MOMのセットアップ

前回、MOMのインストールまで終わりました。続いてセットアップです。

 

MOM(Mail Onboarding Manager)の起動とセットアップ

ツールをインストールすると、Windowsのサービスの一覧に「IBM Mail Onboardin Manager」が出てきますので、まずはこれを起動します。

 

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次に、ブラウザから「https://<ローカルホスト名>:8080/Welcome」のURLにアクセスします。すると、以下のようなログイン画面が表示されます。

(もしも画面が出ない方は、ローカルホスト名で自分のIPが解決できるか、や、8080ポートがWindowsファイアウォールでブロックされていないか見てみてください)

 

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無事にログイン画面が出たら、Connections CloudないしはSCNotesの管理者アカウントでログインします。

ローカルのツールなのにクラウドのアカウント入れるの?と思いますが、問題なくログインできます。おそらく裏でクラウド側の認証を通しているのだと思います。

 

すると次に、4ステップのセットアップ画面が出てきます。

まずは以下の情報を入れて、「OK」をクリックします。

 

 ・オンプレミスメールサーバーのサーバー名

 ・Dominoディレクトリのパス(names.nsf)

 ・オンプレミスのメールサーバーのIPアドレス

 

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次に、以下を指定します。

・オンプレミスのDominoメールサーバーのサーバーID

・サーバーIDのパスワード

サーバーIDは、あらかじめコピーして、ツールを実行するマシンのローカルに配置しておきましょう。

 

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次に、これまでの入力項目のサマリが表示されます。確認して「OK」

をクリックします。

 

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これで、セットアップ完了です。

 

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次回から、MOMの画面構成と、実際の移行手順を見ていきます。