Mail Onboarding Managerを使ったNotesメールのクラウド移行 5.IBM Verse開通
前回までで、メールのデータ移行まで終わりました。Verse開通までもう少しです。
新規ユーザーの場合は、Connections Cloudのログイン画面から、自分のメールアドレス(Dominoディレクトリに登録されていたメールアドレス)と、事前にツールから通達されたパスワードでログインします。
すると、パスワードの変更画面と、国やタイムゾーンの設定画面になりますので設定し、「送信」します。
Connections Cloudにログインできました。
そして、メールの移行ができているので、「メール」のタブが表示されています!!
※画面で伝わりにくいこの感動
メールをクリックすると、まずiNotesでメールが開きます。
迷わず「IBM Verse」を開くをクリックしましょう。
やっとIBM Verseに出会えました。こんにちは。
※ヘッダーの回転寿司部分にまだ顔がないのが寂しい
これで、移行したメールアドレスに対してインターネット上からメールを送ると、一度、Softlayer上のDominoに着信し、そこから、ホームメールサーバーであるSCNotes上のサーバーに、メールが転送されます。
さて、MOMの解説が途中になっていたので、最後のタブについて書いておきます。
5.Complete
その名の通り、移行が完了したユーザーの一覧が確認できます。
以上、Mail Onboarding Managerを使ったSCNotesへの移行プロセスを記載していきました。
手順書チックに書いてしまったので長くなってしまいましたが、やっていることは意外とシンプルだったんじゃないかと思います。
なお、もしもConnections Cloud単体を先に使っていて、あとからメールを移行して使うような場合は、先にConnections Cloudのログインアカウントに使うメールアドレスを、移行元のDominoディレクトリに登録しているインターネットアドレスに合わせておく必要があります。そうしないと、別のユーザーが移行されたと思われて、2つアカウントが登録されてしまうので注意してください。
逆に、メールアドレスを合わせておけば、今までのConnections Cloudに投稿したデータ等も失わずに、後付けでメール環境を増やすことができます。
この記事をきっかけに、SCNotesに興味を持ってもらえたらうれしいです。
さて、次の連載シリーズどうしようかな。。