Lotus1-2-365 blog

遅れてきたNotesエンジニアがクラウド活用について思いを巡らすブログ

Softlayer上にDominoサーバーを構築する 2.Softlayerの申し込み

それでは、クラウド上にDominoサーバーを構築するためにどのような作業が必要になるのか見ていきましょう。

 

まずはSoftlayerのホームページから、仮想サーバーを申し込みます。データセンターのロケーションやサーバーのスペックを選びます。個人的な経験では、検証環境とはいえWebサーバーを立てる場合は、メモリ4GB程度搭載することをお勧めします。CPUのコア数は1でもそこそこ軽快に動きます。

 

Softlayerの申し込みから開通までの手続きについて詳しくは、以下のサイトを参照してください。なお参考までに2016年3月時点では「東京DC/1コアCPU/4GBメモリ/Windows2012 Server/あとはデフォルトスペック」の仮想マシンで、月額80ドル程の価格でした。

 

www.imagazine.co.jp

 

 

サーバーのインスタンスが立ち上がると、自動的にグローバルIPアドレスが割り当てられますので、そちらのIPアドレス経由で、リモートデスクトップ接続できるようになります。管理者パスワードは、Softlayerの管理ポータル画面から確認・変更が可能です。

インターネット上にリモートデスクトップをONにしたサーバーをさらしたくない場合は、リモートデスクトップをOFFにします。この場合、サーバーへアクセスするにはいったんSoftlayerにSSLVPNで接続し、管理ポータルの仮想ホスト管理画面からブラウザ内のデスクトップ上でサーバーを操作することができます。

 

Windowsサーバーの日本語化

 Softlayerで立ち上げたWindowsサーバーは最初、英語版になっていますので、必要に応じて日本語のランゲージパックをあてます。適用方法はこちらのサイトに詳しいです。

大まかな手順としては、

  1.  MSのサイトからランゲージパックをダウンロード
  2.  サーバーへ配置
  3.  DOS画面からコマンドを実行してランゲージパックを適用
  4.  優先言語を日本語に設定してOS再起動

という流れになります。

 

 

www.ibm.com

 

キーボードの日本語化

あと、地味にキーボードの入力モードも英語になっていますので、以下の手順で日本語化しておきます。

 

Windows Server/Windows Storage Server 2012のキーボード日本語化について

http://www.dell.com/support/article/us/en/19/SLN287888/ja

 

これでようやくDominoサーバーを入れるOS環境が整いました。次回からDominoを構築していきます。